消費者金融のプロミスでキャッシングした場合、返済金額はどの様に決まるのかを見ていきましょう。
プロミスのキャッシングの返済方法は元金均等返済方式、元利均等返済方式、リボルビング方式等様々な種類があります。
プロミスのフリーキャッシングの場合は残高スライド元利定額返済方式を採用しています。これは残高によって返済額が異なる返済方式です。この方式を残高例交えてご説明します。
キャッシングの返済方法3パターン
キャッシングした場合の毎月返済金額は返済方法によって異なります。
元金均等返済方式、元利均等返済方式、リボルビング方式が主なものです。
それぞれについて説明していきます。
元金均等返済方式は元金を一定額として、それに利息をプラスして支払う方式です。毎月返済利息額が異なる為、元金は一定ですが返済額は変動します。
元利均等返済方式は毎月の返済金額が一定で元金と利息の比率が異なります。返済期間の最初は利息の割合が高く、元金の割合が低くなっています。
リボルビング方式はプロミスのフリーキャッシングで採用している方法です。
これは残高が変動する包括契約と呼ばれる契約形態で利用されているものです。
プロミスのフリーキャッシングも包括契約になっており、リボルビング方式の中で残高スライド元利定額返済となっています。
指定額(ミニマムペイメント)以上の入金をした場合
プロミスの返済金額は残高スライド元利定額返済という方式で決定されています。
これは最終借入後の借入残高に応じて、返済額が変動する方式となっています。
プロミスでは設定された返済金額以上であれば、いくらでも返済することが可能になっています。
入金された金額は費用または手数料、未払利息、遅延利息、元本の順に充当されます。
従って、設定返済金額以上入金した場合は元本に充当され、借入している残高が減少することとなります。
プロミスの残高スライド元利定額返済方式
プロミスの返済方式である残高スライド元利定額返済方式は借入後の借入残高に応じて、返済金額が変動する方式です。
ここで注意が必要な点は「最終借入後の残高」により返済金額が変動する部分です。
プロミスから最初に20万円借り入れて、返済期日までに追加で15万円借り入れた場合は、残高が35万円となります。この場合は35万円の残高に対しての返済金額を返済期日に支払う必要があります。
返済金額の計算例
プロミスの返済金額は残高ランクによって計算方式が変わります。
残高5万円、50万円、150万円で算出してみます。
5万円×3.61%=1,805円→返済額(1,000円未満切り上げ)2,000円
50万円×2.53%=12,650円→返済額(1,000円未満切り上げ)13,000円
150万円×1.99%=29,859円→返済額(1,000円未満切り上げ)30,000円
この金額以上をプロミスへ返済金額として返済期日までに返済する必要があります。
1回の返済金額を下げる方法
プロミスへ返済金額は最終借入後の残高によって決定されます。
従って、最終借入以降は返済金額の計算式が同一です。
プロミスで14万円借り入れした場合の返済金額は6,000円です。次の月に10万円返済して残高が4万円となっていても借入は行っていないので、最終借入後の残高は14万円となり返済金額は6,000円です。
この後1万円借入を行うと最終借入後残高は4万円+1万円で5万円となります。
従って返済金額は2,000円となります。
尚、この計算では利息の支払いについては除いて残高変化の説明をしていますので、実際には利息の支払いが含まれます。
返済金額が高いままでキャッシュフロー上問題があると言うことであればこの様な方法を採ることが可能です。
残高別の返済金額
プロミスの残高スライド元利定額返済方式での返済金額は残高によって変更されます。
プロミスでは借入残高を3つに分けて返済金額を決定しています。
30万円以下:借入後残高×3.61%(1,000円未満切り上げ)
30万円超過~100万円以下:借入後残高×2.53%(1,000円未満切り上げ)
100万円超過:借入後残高×1.99% (1,000円未満切り上げ)
となっています。
まとめ
プロミスでキャッシングした場合、返済金額はどの様に決まるのかを解説いたしました。
キャッシングの返済方法は大きく分けて3つあり、元金均等返済方式、元利均等返済方式、リボルビング方式となっています。
プロミスのフリーキャッシングの場合はリボルビング方式の残高スライド元利定額返済方式を採用しています。残高によって返済額が異なる返済方式となっています。
残高5万円、50万円、150万円で見ると下記の様になります。
5万円×3.61%=1,805円→返済額(1,000円未満切り上げ)2,000円
50万円×2.53%=12,650円→返済額(1,000円未満切り上げ)13,000円
150万円×1.99%=29,859円→返済額(1,000円未満切り上げ)30,000円
最終借入後の残高によって決定されますので、借入後、返済のみを行う場合は返済金額が残高が減少したことで下がることはありません。
1回あたりの返済額を下げたい場合は少額を追加融資し、最終借入後残高を減らすという方法が使える場合があります。
但し、返済金額を減少させると言うことは残高が減らないと言うことなので、返済期間は延びてしまいます。