モビットのカードローンへ申込を行っても審査に通らないことがあります。
まず、モビットの審査で見ている内容を解説していきます。
また、審査に通らない要因をその人の属性、他社の取引状況から説明します。
特に他社取引状況を確認するツールである個人信用情報機関で照会されている内容について説明します。
更に、審査に通る様に改善できる点について徹底的に解明しましょう。
モビットの審査手順
モビットのカードローンの審査手順は次の様になっています。
1)申込者の属性審査
2)申込者の他社利用状況審査
3)在籍確認等
この中でどの段階でもモビットの基準外となれば通らないということになります。
特に申込者の属性と他社利用状況はスコアリングシステムと言われる自動審査システムで審査されます。
この部分で審査に通る、通らないがほぼ決定されます。
在籍確認で通らない場合
モビットの審査手順で属性審査、他社利用状況審査で通る、通らないが決まると述べました。
その後行程である在籍確認でも通らない場合があります。
まず、在籍確認を行い意味は次の通りです。
・勤務先が存在しているのか
・勤務先に申込者が現時点で勤務しているのか
従って、この2点が確認できなければ、モビットの審査に通らないことがあります。
例えば、モビットから勤務先に電話が掛かってきた際に、申込者が在籍していませんと言われれば勤務していることが確認できません。
そういったことがない様に電話を受ける可能性のある方には事前に自分宛に電話がある旨、伝えておくことが必要です。
モビットに通らない属性
モビットの審査に通らない属性を解説していきます。
モビットの貸付条件を確認すると、満年齢20才~69才の安定した収入のある方となっており、アルバイト、パート、自営業も利用可能となっています。
とは言え、アルバイト、パートは不安定な状況と判断されてその他の属性が良くないと審査に不利になってしまいます。また、自営業は所得が把握しにくいという問題と安定性が正社員より落ちるので他の属性でカバーする必要があります。
逆に大企業の正社員、また公務員であれば安定しており審査に通らないと言うことは他の要因がなければありません。
居住形態の影響
モビットの審査で通るか通らないかは居住形態もポイントの一つです。
持家本人名義、持家本人ローン中、持家家族名義、官舎・公務員住宅、借上社宅、社宅、寮、公団・公営住宅、借家、マンション、アパートと申込項目に細かな選択肢があることからも明らかです。
これは持ち家が有利と考えられます。ただ、属性のところで記述した様に公務員は安定性で高ポイントですので、公務員住宅も得点が高くなります。
他の居住形態ではモビットの審査が通らないということはないですが、持ち家と公務員住宅は有利と考えられます。
他社利用状況の審査ポイント
モビットの審査に通るか通らないかのもう一つのポイントである他社利用状況について説明します。
他社の利用状況は個人信用情報機関へ照会することで確認します。
モビットが審査に利用しているのは消費者金融会社が中心となっているJICCとクレジットカード会社が中心となっているCICです。従ってキャッシングもクレジットカードの履歴も併せて確認されています。
3ヶ月以上延滞したことがあるという様な金融事故を起こしている場合は審査には通らないと考える方が良いでしょう。
その他でも返済が遅れたことがある場合には通らない可能性が高くなります。
また複数社に申し込んだことがある場合にも難しくなります。
審査に通る為の改善点
モビットの審査に通らない場合には何らかの改善をする必要があります。
他社利用状況で返済を少しだけ(3ヶ月未満)遅れたことで通らない場合から考えます。
この場合は遅れが解消されてから12ヶ月経過してから申し込むことでモビットの審査に通る可能性があります。
また、他社への申込のせいで通らない場合は7ヶ月経過してから申し込む必要があります。
そうすることで履歴がクリアされモビットの審査に通る可能性が出てきます。
まとめ
モビットのカードローン審査に通らない場合について解説してきました。
まず、モビットの審査で属性について見てきました。
アルバイト、パート、自営業は他の属性でカバーしないと通らない可能性があることを説明しました。また居住形態としては持ち家と公務員住宅が高ポイントであることを見ました。
更に、他社利用状況ではモビットがJICC、CICに加盟しておりキャッシングもクレジットカードの履歴も確認していることを説明しました。
審査に通る様に改善できる点について見てみました。
他社利用状況で返済を少しだけ(3ヶ月未満)遅れたことで通らない場合は遅れが解消されてから12ヶ月経過するのを待つこと。他社への申込のせいで通らない場合は7ヶ月経過してから申し込めば審査に通る可能性が高まります。