モビットへ申込を行い、在籍確認までいったにも関わらず落ちた場合のその理由を解説します。 モビットでは申込を受け付けると貸付基準チェック、個人情報機関チェック、審査モデルチェック、在籍確認等様々な審査が行われます。 その中でも在籍確認は最終段階で行われるものです。 ここで落ちる理由について審査の手順と併せて説明します。
モビットでの審査手順
モビットに申込をすると次の様な手順で審査が流れていきます。
・申込内容と貸付基準のチェック
・申込者の個人信用情報データ取得、基準とのチェック
・申込データ、個人使用情報データをモビットの審査モデルへ入力
・仮利用限度額決定
・在籍確認等の生存チェック
・本利用限度額決定
この段階どこでも基準外に該当すると「落ちた」という状態になり、お断りの連絡がきます。
流れを見ると分かる通り、在籍確認はかなり後ろのステップになっており、その前の段階は通っていることになります。従ってこの段階で落ちたということは、在籍確認自体に問題があった可能性が高くなります。
どの段階で「落ちた」かが分かる方法
モビットでは上記の通り、貸付基準チェック~在籍確認の前までのステップを(基本的には)自動で行っています。
どこかで基準外になると「落ちた」となる訳ですが、どの段階で落ちたか判断する方法があります。
それは、在籍確認があったかどうかと個人信用情報機関の利用履歴を確認することです。
モビットが使っている個人信用情報機関はJICCとCICです。落ちた場合には、この信用情報を開示して確認してみることで、どの段階で落ちたかが分かります。
もし、信用情報に業者の照会履歴がなく落ちた場合は、最初の貸付基準で落ちています。
次に照会履歴があった場合で、在籍確認なしで落ちた場合は審査システムで落ちています。
在籍確認で落ちた理由その1
モビットで申し込んで在籍確認があったのに落ちた場合の理由を考えていきましょう。
モビットは在籍確認で、勤務先が本当に存在するのか、勤務先に在籍しているのかを確認します。
従って落ちたということは勤務先の存在、申込者が在籍していることのどちらかが確認できなかった可能性があります。
良くあるものは、中小企業やベンチャー企業で事務所が移転して直ぐの場合です。
こういった場合で電話番号の登録もされておらず、雑居ビル等に入っているとその会社の存在の確認が出来ずに落ちる場合があります。
電話番号の使い回し
モビットでは在籍確認時に勤務先の電話番号も調査します。
104での調査はもちろん行いますが、その他にもその電話がどこでいつからどの様な状態で使われているのかも調査しています。
落ちた理由としては、在籍確認時に行われるこの電話使用履歴の結果が関係していることもあります。
これは落ちた申込者の責任ではないのですが、古い回線を譲り受けて法人で使っている場合に使用履歴が正常でない為に起こることです。
在籍確認で落ちた理由その2
モビットで在籍確認後に落ちた理由の2つめを考えていきます。
在籍確認は電話を勤務先へすることで行います。この際に電話応対が落ちた原因となっていることがあります。
これは、大手企業であるかの様に部署名を偽ったまた、役職を偽った場合に発生します
モビットでは在籍確認時に必ず部署名と役職名を電話受けた方へ確認します。
その際に「その様な部署はありません」等の回答が返ってくれば、審査にマイナスになってしまいます。
その他の落ちた理由は何か?
モビットで在籍確認後に落ちた理由としては、上記の様なものが多いです。
これとは全く別の落ちた理由もあります。
例えば、在籍確認を行った会社で多くの人がモビットへ同時申込みがあった場合です。
零細企業等で、従業員の大半がほぼ同時に申し込んでいる場合は、どんなに属性が良くても全員落ちてしまいます。
こういった場合は社長が会社の資金繰りの為に従業員に頼んで申し込ませている可能性があるからです。
こういうこともモビットではチェックしています。
まとめ
モビットへ申込を行い、在籍確認までいったにも関わらず落ちた場合のその理由を解説しました。
まず、モビットでの審査手順を確認しました。
・申込内容と貸付基準のチェック
・申込者の個人信用情報データ取得、基準とのチェック
・申込データ、個人使用情報データをモビットの審査モデルへ入力
・仮利用限度額決定
・在籍確認等の生存チェック
・本利用限度額決定
在籍確認はかなり後のステップになっていることを確認しました。
ここから落ちた理由を2つ考えてみました。
・中小企業やベンチャー企業の場合、事務所が移転して直ぐで勤務先の存在が確認できない
・申込書の部署、役職が虚偽であると思われる場合
申し込む際には正確な部署、役職の入力が必須です。