モビットには10秒審査と言われる、簡易審査があります。
これはモビットが持っている顧客のリスク判定データを利用して10秒で審査を行うものです。
但し、これは他社が行っているお試し審査とは異なります。
内容としては本審査と変わりません。
あなたが入力した内容が全て間違いなく正しいとしてコンピュータシステムで判定されるものです。この10秒審査に落ちた場合(断られる)の原因と対策を考えていきます。
モビット10秒審査入力項目
モビットの10秒審査では次の様な項目を入力します。この入力内容を使ってコンピュータシステムであるスコアリングという仕組みを使い10秒審査を行います。
・お客様情報(本人属性)
・お住まいについて(居住関連)
・お勤め先について(勤務関連)
・契約希望額など(他社借入、契約希望額)
これで落ちた場合は、モビット側が契約できない何らかの基準に抵触したと言うことになります。
しかし、どの部分で落ちたのかはモビットが教えてくれることはありません。
それ以外の審査項目
モビットの10秒審査で落ちた場合、先ほどの項目であるどこかに原因があるはずです。
しかし、モビットはこれ以外にも10秒審査の中で調査している項目があります。
それは個人信用情報機関のデータです。
モビットは個人信用情報機関のJICCとCICに加盟しており申込者の他社の取引状況をチェックしています。
従って、10秒審査で落ちた場合は、上述の申込み項目と個人信用情報機関データのどこかに基準に抵触するところがあったと考える必要があります。
落ちた原因その1
モビット10秒審査で落ちた場合、考えられる原因のその1は他社借入額です。
モビットは総量規制の対象企業となっている為、年収の1/3を超える貸付は出来ません。
10秒審査の項目に前年度税込年収があります。
この金額と現在借りている残高を比較して総量規制に抵触して落ちたと言うことがあるかもしれません。
ご自身の現時点での借入金額と年収を確認して総量規制に抵触していないか確認を行ってみては如何でしょう。
総量規制の対象となる借入
モビット10秒審査で落ちた場合の原因の一つとして総量規制を考えました。
では、総量規制の対象となる貸付残高はどういったものがあるのでしょうか。
まず、モビットの様なノンバンクと呼ばれる会社からの借入であることです。
その中にも除外されるものがあって、カーローンの様な車を担保としたものや、不動産担保ローンはこの総量規制の対象残高にはなりません(その他にも色々とあります)。
また、金融機関から借りているものもこの残高には含まれません。
従って、10秒審査に落ちた場合には総量規制に該当するものの残高を算出して年収と比較する必要があります。
落ちた原因その2
モビットの10秒審査に落ちた場合の考えられる原因のその2は属性です。
年齢が高いのに年収が低い、若くて独身一人暮らしであると言う様なモビットへの返済に不安がある属性の場合にはそれによって10秒審査で落ちた可能性があります。
この属性は様々な組み合わせで出来ています。年収が高く、持ち家で既婚者で大企業に勤めているというプロフィールであれば10秒審査に落ちたということは発生しません。
属性で落ちた場合の対策
モビットの10秒審査に属性で落ちた場合の対策を考えます。
年齢が若く一人暮らししていると言う方はモビットの10秒審査で落ちたという結果になる可能性が高いです。ですが、年齢若くて家族が持っている自宅に住んでいると言う方は逆に高評価になります。これはご自身で生活費を負担する必要があるのかないのかを見ている為です。
家族の自宅に住んでいる場合は生活費の負担が内場合が多く、ご自身のキャッシュフローは潤沢であることが想定される為に延滞のリスクが低いと判定されるのです。
従って、対策としてはご自身のキャッシュフローが安定している状態に見える様な属性を持つこととなります。
まとめ
モビットには10秒審査で落ちた原因と対策について解説してきました。
10秒審査はモビットが持っている顧客のリスク判定データを利用してコンピュータシステムで判定するものです。
10秒審査に落ちた場合の原因としては、総量規制の影響をまず考えました。モビットは総量規制対象企業なので年収の1/3を超える貸付は出来ません。従ってご自身の年収と借入残高を再度確認することが必要になります。