モビットの利用限度額は契約時に決定されます。
その後、モビットの取引を継続している中で利用限度額の増枠が可能になる場合があります。
利用開始からどの程度経過すれば増枠が可能になるのか見ていきます。
また、モビットとの取引状況や他社の取引状況がどの様であれば増枠される可能性が上がるのかも詳細に解説していきます。
モビットの利用限度額
モビットの利用限度額を増枠する方法について考えていきます。
まず、モビットの利用限度額範囲を確認します。
貸付条件表を見ると1万～800万となっています。
従って、モビットの審査を通ることが出来れば800万円の利用限度額までは増枠される可能性があるということです。
但し、モビットは貸金業法の総量規制の適用を受けています。
従って年収の1/3超の貸付は出来ませんので、800万円の利用限度額が可能になるのは2,400万円の年収が必要となります。
総量規制について
モビットで増枠する際にも大きな影響がある総量規制について説明します。
総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みです。（ただし一部除外または例外となる借入れもあります。）
これはモビット含めて金融会社全てが守る必要があります（銀行等は除く）。この範囲を超えて増枠することは出来ません。
但し、金融機関は除かれるので銀行のカードローン等はこの総量規制の額に入りません。
利用限度額の増枠時期
モビットで利用限度額を増枠するには時期があります。
契約して2ヶ月、3ヶ月で増枠依頼しても実際にモビットが審査を行って増枠される可能性は小さくなります。
理由としてはモビットの取引状況も増枠の審査に利用しているからです。
2ヶ月、3ヶ月では取引が通常は2回、3回と審査の参考にするには少なすぎるからです。
通常は6ヶ月を経過してから増枠の審査が可能となっています。
取引短期間でも増枠の可能性
モビットに増枠の依頼をする時期は6ヶ月経過が必要と書きましたが、それより短期で増枠できる可能性がある場合があります。
それは他社の利用残高が多くて総量規制の為にモビットの利用限度額が下がっていた場合です。
この場合は他社の利用残高が下がるとモビットの利用限度額は増枠することが出来ます。
但し、これも可能性があるということであって再度審査が入ることになります。
利用限度額が増枠される取引状況
モビットで利用限度額が増枠されるには利用状況が一つのポイントになってきます。
まず、返済期日に返済金額をしっかり支払っていることは増枠の最低条件となります。
それ以外では細かな金額を利用限度額の範囲内で追加融資を繰り返さないことです。
必要な金額があればモビットと最初に契約したときにキャッシングしておき、その後返済のみを続けることが大事になります。
計画的に利用しているという利用状況にすることで増枠可能性が増します。
増枠される他社取引
モビットの利用限度額の増枠審査には他社での利用状況も重要になります。
まず、モビットの利用状況と同様に返済期日には遅れず返済しておくことが増枠審査の最低条件です。
可能であれば、なるべく件数や残高を減らす様に返済のみを実施する様にして下さい。
モビットの利用状況と同じく計画的な利用を行っているという形にすることがポイントとなります。
まとめ
モビットの利用限度額の増枠する方法について解説しました。
まず、モビットの利用限度額の範囲を1万～800万であると確認しました。但し、総量規制があるので800万円の利用限度額には2,400万円の年収が必要となりました。
増枠審査の可能性のある時期としては利用開始から6ヶ月経過が必要であることを説明しました。
また、増枠審査が通る可能性の高い取引状況を見ました。