【インタビュー】「個人的に貸してよ」お客様の無理なお願い

キャッシング関連会社の方からのインタビューを再構成した記事です。

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「個人的に貸して」

カードローンは普通に使って頂いていれば、限度額の範囲内で何度でもお使い頂けます。
ただ、支払いが遅れたり他の会社で借金額が増えたりすると限度額を下げて追加で貸付を出来なくなります。
限度額いっぱいに使っていらっしゃるお客様はかなりいらっしゃいます。
その中でも毎月元金と利息を入金して、その場でまた出金されるお客様もままいらっしゃいます。
そういった方が何かあって限度額が下がって出金できなくなると大変です。
今入金した1万円は一度入れただけですぐ出せると思っているからです。
でも限度額が下がっているとATMは入金だけしか出来なくなります。
ある日、店長からATMブースでトラブルあるから見てきてと言われました。
そこには割とファットな若いサラリーマンの方が汗だくでATMに文句を言ってます。
私:「お客様どうされました。」
お客様:「俺の金が出てこない」
私:「ご出金できないと言うことでしょうか?」
お客様:「入金したら、金が返ってこない。」
私:「ご利用明細書を拝見してよろしいでしょうか。」
やっぱり限度額のところに0と印刷されています。
私:「限度額が今抑えられておりますので、ご出金は出来ません、すみません。」
お客様:「じゃあどうするの?」
私:「どうすると仰いますと?」
お客様:「お金ないじゃん。どうすんの?」
私:「こちらではどうにもご対応が出来かねまして、何ヶ月かご入金して頂ければ状況も変わるかと思いますが。」
お客様:「いや、今金ないのどうするの。」
私:「本社の方で限度額などはコントロールしておりまして、こちらでは何も出来ないんです。」
お客様:「じゃああんたが個人的に貸してよ。1万で良いから。」
個人的に貸してよ、それも上から目線です。
私:「会社の規定で出来ないことになっているのです、申し訳ありません。」

その後も色々と仰っていましたが、速攻で店の中へ逃げ帰りました。
個人的に貸してよは金融業に勤めている方であれば必ず1回は言われることではないでしょうか。貸しませんけど。

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