キャッシング関連会社の方からのインタビューを再構成した記事です。
回収の取り立て電話での奥様対応
取り立ての電話する場合は、本人以外には借金の話は絶対してはいけません。
今はこんなこと言っているのか分かりませんが、昔は奥様とかが電話に出ると、
「高校の時の友達です」「取引先のものです」みたいなことを言ってました。
ただ、男性の場合に女性担当者が回収の電話を掛けて奥様出るとたまに思わぬ誤解を招きます。
これは女性担当者から聞いた話です。
私:「もしもし、○○様のお宅でしょうか?○○様(フルネーム)ご在宅でしょうか。」
奥様:「いえ、主人はいませんけど。」
私:「そうですか。奥様でらっしゃいますか。何時頃お帰りでしょうか。」
誰と話をしたかを回収システムに入れないといけないので、必ず相手を確認するのですが、これが奥様の疑念を招いてしまいました。
奥様:「あなた、うちの主人とどういったご関係?(テンション上がり気味)」
私:「えーっと、個人的なことですので」
言ってしまってから、これはマズイと思ったものの遅かりし!!
奥様:「個人的ってどういうことですか!!はっきり仰って下さい!!(MAXです)」
頭の中はグルグルです、カードローンのお支払いが遅れておりまして、あなたのご主人様にはこれっぽっちも興味はございません、とは言えません。
私:「えー、せ、生命保険のセールスです。」
奥様:「あら、そうなの。それならそうと早く言ってくれれば。」
和やかな声に安堵しました。やったー、窮地を脱した、と思ったら
奥様:「ちょうどガン保険を考えていたところだったのよ。お宅ではどんなものがあるのかしら?」
(絶句!!そ、そんなことがあるのかー)
私:「そうですか、色々と種類がございますので、ご主人様と併せてお考えになった方が良いと思いますので、またパンフレットお送りしてご検討を・・・」
もう最後の方は何を言っているのかも自分でも分かりませんでした。
何とか電話を切りました。
何があるか世の中分かりません。
肝の冷える話でした。