カードローンの本人確認、在籍確認は何をやっているのかパート1では電話番号の確認までお話ししました。
続いては勤務先確認となります。
勤務先も本当に存在しているのかを確かめている
自宅住所でもそうでしたが、勤務先も本当に存在しているのかを確認します。
まずは
- 電話番号の利用履歴の確認
- 会社住所が存在しているのかの確認
- Google Map等での会社ビルの確認
これでまずは会社の生存を調べます。
この他にもネットなどで本当に存在しているのかを調査します。
帝国データバンクや東京商工リサーチとかで会社の評点まで参考にしている審査会社や地域金融機関では営業担当へ確認するところもある様です。
更に、この会社が詐欺会社ではないかと言うことも審査会社内にあるデータベースから調査します。
その人がその会社にいるのか確認する
会社が存在していることが分かると、続いては申込みしている人がその会社に本当に在籍しているのかを確認することになります。
大事なのは、「今」「その会社に」「所属」しているのかということが大事になります。
例えば、派遣会社に在籍していて派遣先が一部上場企業だとすると、派遣会社を入力するのと一部上場企業を入力するのでは、審査の点数が異なってきます。
ですので、その会社に席があるだけなのか、その会社に所属しているのかを確認することが重要になります。
オペレータが電話を掛けて出た人の応答の中で確認していきます。
各社でどの様に話をするかのトークスクリプトというものが作成され、大体は新入社員へはロープレで何度も練習させます。
会話の中で何だかおかしいな、もう少し確認したいなということが出た場合は、追加で申込みした本人から話しを聞く、本人確認資料を追加で提出してもらうということになります。
この様に様々な手順で本人確認を行っています。
これは今まで詐欺や虚偽で審査会社が会得したノウハウです。
そうは言っても残念ながらまだまだ色んな手口で詐欺が毎日発生しています。