【インタビュー】女性高級官僚のお客様の支払い遅れ、怖いです

キャッシング関連会社の方からのインタビューを再構成した記事です。

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女性高級官僚のお客様

あれは、まだ私が右も左も分からなかった頃でした。
遅れているお客様に順々に電話していました。
店長が私宛に電話が入ってるよと言ってきました。
回収の電話したときに、ご本人でない場合には折り返しのお電話をお願いすることがあります。
もちろん、お支払いが遅れているからお電話下さい、なんてことは言いません。
会社名も隠して電話番号だけお伝えします。
どのお客さんかなと思って電話を受けました。
私:「もしもし」
お客様:「折り返しの電話入れる様に言われたんだけど。」
私:「お名前頂戴出来ますでしょうか。」
お客様:「○○ですけど。」(ちょっと怒り気味)
女性のお客様です。お客様カードには勤務先は中央官庁の名前が書いてあります。

私:「○○様ですね。こちらxx会社です。お支払いが昨日だったのですが。」
お客様:「それならそうと早く言ってくれます。私、忙しいので。」
(ガッチャ、ツー、ツー)

そうです、お支払い遅れの話をした途端に電話切られてしまいました。
初めての経験だったので何が起こっているか分かりませんでした。
もちろん、ご入金は頂けずに次の日になり、再度電話します。
また、ご本人いらっしゃらずに折り返しのお電話をお願いします。

数時間後、掛かってきました、
お客様:「忙しいって昨日も言いましたよね。」(いきなりテンションMAXです)
私:「お支払いがなかったものでご連絡させて頂きました。」
お客様:「お金ならないです。あ、電車来たので。」
(ガッチャ、ツー、ツー)

えっ、何で、何が。
お金ならないですというのが、「コーヒーに砂糖はいらないです」みたいなすごくフランクに仰っていて唖然としてしまいました。

その後、このお客様は支払うことなく法的回収の為、回収センター扱いになって私の担当ではなくなりましたが、今、どうしてらっしゃるのでしょうか。
衝撃的なお客様でした。

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